質問で自分と相手の行動をより良くしていくために、
「話し方」「聞き方」にフォーカスを向けた本をよく読みます。
今回は『するどい「質問力」』より、普段自分の業務での対応と
重ねて、これは大事なんだよなぁと思えた内容に絞って載せていきます。

質問力を鍛えるメリット
相手のニーズを的確に引き出す質問を積み重ねていくと、
それにかなう商品・情報を提供することが出来、成果に直結していきます。

どうして質問力なのか
「質問」は、「分からないことを聞く」という目的のためだけに
使うものではありません。
問題を発見・解決、説得する、誘導する、決断をする、
コミュニケーションを円滑にする、議論に強くなる、、、
これらは「質問」の力で手に入れることが出来ると考えます。

質問力を高めるためには
明確な質問が明確な答えになる(5W1Hを意識)
- なぜ(why)
- 何を(what)
- 誰が(who)
- どこで(where)
- いつ(when)
- どのようにして(how)
相手から車を買い替えたという話をされた なぜ(why) 「なぜ、車を買い替えるんですか」 何を(what) 「車を選ぶとき何を一番大事にされましたか」 誰が(who) 「どなたが乗られるんですか」 どこで(where) 「どこで買われたんですか」 いつ(when) 「いつ買い替えたんですか」 どのようにして(how) 「おいくらだったんですか(how much)」
明確である必要がないような雑談の場合
なぜ(why)は基本的に使わない。
「なぜそれが好きなのですか?」
「なぜそれが楽しいのですか」
→「なぜって、、、私の勝手じゃないかい?」
って話す気なくなるケースもありえますね。
なぜ(why)以外の言葉に変換してから使用しましょう
「それの魅力はどのようなところ(what)ですか」
「それを楽しむにはどうしたら(who)いいのでしょうか」

その質問の正しさを自問する(相手に質問する前に3つ自問する)
その人に聞くのが適切か
- 得たい情報を持っているか
- 専門知識を持っているか
- 情報を得るための人脈を持っているか
どのように聞くのが適切か
- 質問の目的が明確か
- 「自分がわからないところ」が分かっているか
- 相手が答えやすい質問を用意しているか
その人は問いかけに答えてくれるか
- 急ぎの仕事に追われていないか
- 自分との人間関係はどうか
- 機嫌が悪くないか

以上!
基本は5W1H !
それを意識した上で、必要性、明確化、相手へのリスペクトを忘れずに!
おわりっ


