会議の場や、資料を上司に提出した際に、正確な意見が言えなかったり、考えが甘いと言われたりしたことありませんか。
もしくは人間関係において、言い合いになったり、意見の相違が起きたりと、もやもやしたことありませんか。
ここでは「ゼロ秒思考」という思考方法について、簡単に記載しています。

この本はこんな人にオススメ
- 会議などで、正確な意見を言うことが出来ない人
- 考えが甘いと言われがちな人
- プレッシャーに弱い人
目次
- 実施内容
- 書くこと
- いつやるのか
- これをやるとどうなるのか
- 実践してみたら
- 終わったら
- 続けるために
- 番外
- まとめ
実施内容
- A4のメモ用紙を用意する(チラシの裏でも良いです!)
- ペンを持つ!
- 左上にタイトルを書く
- ある程度具体的な内容を書く(なので、少し長めを意識)
- それを4点くらい書いてみましょう。
- タイトル含めて1分以内に書きましょう。
書くこと
頭に浮かんだイメージや感覚を言葉として書いていきます。
頭で考えているだけではフワフワしたままで明確になっていない状態なので、紙に書いて具体化していきます。
その為に、まずは、あれやりたい、これやりたい、これやってほしい、、、そういった内容を書き殴りましょう。
頭に浮かんだものを片っ端から書いていってください。
ただ、意識するところとしては、、、 目的がある内容の場合、それをやるため必要なことを思い浮かべましょう。 ~して~する ~して~してもらう ~してもらうために~する 正直、最初のころは、頭の中でもやもやしたことを適当に書くだけでも良いと思います。
自分の場合、「自分は何にもやもやしているだろう」というタイトルのを書いてました(笑)
内容は、~しなくてはならない。~できてない、というもの。
それに付随して、いつまでに、誰に、どうして、という問いを自分に投げかけるように書いてました。
いつやるのか
いつでも良いんです! 自分を縛る必要なんてありません。
思い立ったら、悩んだら、閃いたら、書きましょう。
著者は1日10ページが望ましいとはしていますね。慣れたらチャレンジしてみましょう。
これをやるとどうなるのか
重要な課題だから午後一杯までかけようとか、朝まで議論しようといったやり方を好む人が時々います。議論を尽くそう、という考え方ですね。
ところが、そういった会議の生産性が高く、要点を抑えているか、的確な現状把握と意思決定ができ、すぐにアクションにつなげられているかというと、かなりあやしいものです。
ゼロ秒思考により課題が整理され、問題点の本質が見え、本質的な解決策とそのオプションが浮かび、オプションのメリット、デメリットがすぐわかるようになるので、問題の本質と全体像を抑えられ、確実な対策が打てるようになります。
実践してみたら
タイトルなんてすぐには思い浮かびませんでした。
そのため、書きやすい、愚痴っぽいことばかり書いてました。
でも、愚痴は愚痴で、「今思っている不満」なので全然OKだと思います。
そして、1分以内の制約は難しかったです。
メモに書いていくと、今まさに解決が必要なものとそうでないものが見えてきて、優先順位がつけやすく、行動に移すのが早くなりました。
相手から受けた内容の深堀する癖がつき、資料提出において、意図がズレているということが無くなってきました。
なので、堂々と会議の場とかで説明できたりしています。
終わったら
書いた内容を深堀してみましょう。
先の「~して~してもらう」という内容の場合、自分は以下のようなのを意識してます。
なにが、どうして、どうなった。 ・タイトルが ・(良い場合でも悪い場合でも)どのようなことを行ったために ・どういう結果になったか
続けるためには
習慣化するために、1日1ページでも良いと思います。
また、メモ用紙を机の上に置いておきしょう。そうすることで自然に手を取れます。まず自然に手が出るかどうかが続くカギだと個人的には考えます。
番外
深堀は、PCでツール使っても良いかなと思います。
個人的にオススメなのは、Xmindという無料ツール。
タイトル、サブタイトルや吹き出しなどが簡単に表示できます。
簡単な横向きフローチャートって感じです。
こういったツールは、よく文面で解説するyoutuberが使ってるイメージです。
まとめ
メモ用紙を手元に置き、常に頭の中を整理するために、メモに書きまくりましょう。
パソコンの場合、メモリカードにデータを吐き出して、ローカルの空き容量を広げるようなイメージ!
何でも良いんです、紙に想いを書き綴りましょう。
最後に
本書の中には、ニーズ別のタイトル例なども書き連ねられています。
皆さんもぜひ読んでみてくださいね!


おわり!