【書籍】バビロン 大富豪の教え【お金に関する知恵をつける本】

書籍レビュー

お金を貯めるための心得を書いた王道本「バビロン大富豪の教え」の漫画版が出ましたね。

将来のお金の不安を解消するために今日から行うべき教えが記されています。


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本書について

1962年に、アメリカで出版された「The Richest Man Babylon(バビロンいちの大金持ち)」を翻訳、脚本、漫画家したものです。

なぜお金の不安が付きまとうのか、お金についてどのように向き合うのか、どのように行動していくのかが描かれています。

エピソード

元考古学者の大場拓也は、高校の非常勤教師として月13万程度の収入で細々と暮らしていた。

妻とは離婚し、幼い娘とも離れて、ボロボロのアパートで、常に借金に追われ、怠惰な生活を暮らすことに。

とある日、友人であり社長を務める近藤武より、バビロン跡で発掘された粘土板の解読を依頼されました。

その粘土板には、バビロンの発展を支えた『黄金の法則』が書かれているという。

ふてくされ、一度は解読を断ったものの、借金を返済し、妻と子供といた生活に戻りたい、そんな思いが胸の中に駆け巡り、解読の依頼を引き受けることに。

そこに記されていたのは、バビロンで武器職人の息子であるバンジルが、大富豪アルカドに、お金持ちとはなるための教えを受けた内容でした。

黄金を増やす7つの道具(教え)

  1. 収入の10分の1を貯金せよ
  2. 欲望に優先順位をつけよ
  3. 貯えた金を働かせよ
  4. 危険や天敵から金を堅守せよ
  5. より良きところに住め
  6. 今日から未来の生活に備えよ
  7. 自分こそを最大の資本せよ

収入の10分の1を貯金せよ

10分の1を貯金して、残りの10分の9で叶えられない欲望は諦めよう。

欲望に優先順位をつけよ

10分の9しか使わないと決めれば、自分に本当に必要なものは何かを考えるだろう。

優先順位の低い欲望は切り捨てよう。それにより本当に必要なことにお金を使える。

貯えた金を働かせよ

一時の収入ではなく、定期的に金が入ってくる仕組みそのものが財産である。

危険や天敵から金を堅守せよ

「元金を守ること」

お金があると、儲け話などでにもつい乗ってしまいたくなる。儲け話などが降ってきた場合でも、自分の感覚に頼らず、まずはその道の専門家に相談するなど、お金を守ることを考えよう。

より良きところに住め

幸せな生活を送るため。そしてその幸せは貯金を増やすモチベーションにもなる。

住居への支払いは心を豊かにする投資である。

今日から未来の生活に備えよ

毎月積み立てていけば、老後や地震が死んだ後の家族に貯えを残すことが出来る。

将来への不安を断ち切る意思が必要である。

自分こそを最大の資本せよ

結果は行動した人にのみ与えられるもの。

まずは行動することこそが大事である。

現代における賢明な投資先とは

本書では、現在の私たちでも出来る「投資」としてインデックスファンドについて記しております。

成功する人は動いた人

7つの道具の最後「自分こそを最大の資本せよ」とあります。

結局、人生は今この時が始まりなのですから、今動いたほうが後悔はしないでしょうね。もし、駄目だったとしても、まだ「やり直す」ということが可能な場合が多くなります。投資しかり、勉強しかり、筋トレしかり。


おわりっ

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